どこに意識を向けているか
集中するのは自分
他人軸から自分軸へ
50歳ころの女性といえば、家族や子供の成長とともに色々と奮闘してきた、現在進行形かもしれません。加えて仕事や地域での係わりと常に外に気を配ってきました。
すると、自分の事を後回しにしたり、他人に過度に気を遣ったり、親や夫の意見、社会の常識の中で、「こうあらねば、こうすべき」と、正しい自分であるための思考になり、それが優しさや責任感からだとしても、軸が自分から完全に外へ向いている状態( 他人軸 )になっているのです。
そして、その傾向が強い状態の女性ほど、ふとした時に
「自分はどうしたいのか?」
「自分は何が好きなのか?」
本当の自分はどうなのか、わからなくなります。そうなっていませんか?
私は40代でさっぱりわからなくなりました
50代女性の親からの影響
50代以降の女性は、昭和の時代からの母親を見てその影響を強く受けています
昭和、それ以前の母親世代の女性は、自分の事なんて考えもせず、母として一家を支える、家族、子供たちの為に頑張ることが、喜びでもあった時代。また、家制度、しきたり、慣習なども本当に大変な苦労をしてきた時代だったと思います。男性優位、男性社会の中で、女性の本当の力、母の持つ真似できない才能を社会で発揮できる時代でもなかったことは、何か夢を子供に託すような学歴社会の始まりと重なります。
母の姿と、父から母への態度、子供の頃から見てきた母親という女性像は、母親とはそういうものだと潜在的に刷り込んでいるので、昭和から平成になり、いざ自分が家庭を持った時に、同じように、自分を後回し、ないがしろにしてきた女性が少なくありません。
家族のためにすることは愛情からであり、周り回って自分が満たされることではあります。
でも、いざ自分の事となると
食事に行った時も、よく見ずに「同じものでいい」
自分で選んだものも人と違っていると、そっちに変えようとする
自分の服をめったに買うことはなく、我慢しているでもない
自分の考えより人の意見が正しいと思い聞いてくる
そんな多くの昭和の母達を見ると、
「どうして?」「好きな方は?」「たまには洋服買いなよ」と思うけれど。。。
いつの間にか自分が母と全く同じようになっていた事に気づき、愕然とするのです。
それが、無意識に入った潜在意識というものですが、そこに気づいたなら、もう自分の幸せな生き方をしていくと決め、意識を変えていくのです。
その時代の価値観というものがある。
「風の時代」って、聞いた事はありますか?
西洋占星術によれば、2020年から、それまでに200年以上続いた物質主義、安定、土地、資産、肩書、縦社会といった「地の時代」が終わり、2024年の11月20日から完全に精神主義、心の豊かさ、自由、情報、コミュニケーション、横のつながりの「風の時代」、新しい時代を迎えたと言われていますが、2020年の激動の年からの、世の中の変わりようは、偶然ではないでしょう。
男性女性の役割や、家族、夫婦の在り方、社会での常識、価値観がこれから益々大きく変わり始める中、50歳からは自分に目を向けられる時間も増える。
これからは
自分軸で女性が輝いていく時代です
私たちが生まれてきたのは、自分の人生、魂を生きることであり
50歳からの女性が、自分以外の他の人の為にでなく
自分のために自分を生きはじめる
自分の好きや自分のやってみたかったことをやっていく
自分を幸せにする生き方を始め、輝きを取り戻し、その姿を見せる
それが
家族を守ってきた優しい母への感謝と癒しにも繋がると信じています